
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/
ヒッチメンバーとは、ボートを積むトレーラの牽引や、ヒッチカーゴの装着に必須なパーツです。海外ではTow Barと呼んだりします。
厳密にはヒッチメンバーは、車両の後部に取り付けられた四角い穴のあるパーツのことを言います。
ヒッチカーゴの装着にはヒッチメンバーだけで足りますが、トレーラーを牽引するためには他にも色々なパーツが必要となります。

https://www.toyota.com.au/landcruiser-70/customise
そこで、トレーラーの牽引に必要なパーツを紹介していきます
ヒッチメンバー

https://www.amazon.co.jp/車体に直接取り付けられる、四角い穴のレシーバー(カプラー)があるパーツです。これさえあれば、ヒッチカーゴを装着できます。
ヒッチメンバーは、一部の車種の純正オプション品の他、ソレックス、サントレックスといった日本の社外メーカーのものや、ドロータイトなどの海外の社外メーカーのものがあります。
ヒッチメンバー自体は車種ごとに設定されていますので、牽引能力に注意して選択すれば問題ありません。
ただし、レシーバーの規格には気を付けなければなりません。
レシーバーの規格
レシーバーの規格とは、ボールマウントやヒッチカーゴが差し込まれる差込口の寸法です。使用するボールマウントやヒッチカーゴが決まっている場合は、それに合わせて選択する必要があります。
レシーバーには主に3種類の規格があります。
・50mm(サントレックス)
・2inch(US規格:ドロータイト、トヨタ純正品)
・40mm(ソレックス、マツダ(CX-8)純正品)
ボールマウント

https://www.amazon.co.jp/ヒッチメンバーのレシーバーに組み付けられるパーツです。その名の通り、ヒッチボールが装着されます。
ボールマウントに関しては、2箇所に規格があります。
1つ目の規格は、レシーバーに差し込まれる角パイプ部分の寸法です。これはレシーバーの規格に対応します。
・50mm(サントレックス)
・2inch(US規格:ドロータイト、トヨタ純正品)
・40mm(ソレックス、マツダ(CX-8)純正品)
2つ目の規格は、ヒッチボールを装着する穴の径です。これは主に2種類ありますが、使用するヒッチボールに合わせるだけです。
・19mm(3/4インチ)
・25mm(1インチ)
そして、ボールマウントを購入する際に気を付けなければならないのは、ヒッチボールを取り付ける台座部の高さです。
ボールマウントは、レシーバに差し込む際に上下反転させることで、台座部をレシーバーよりも高くも低くも設定できます。台座部をレシーバーよりも低い位置に設定することをドロップ、レシーバーよりも高い位置に設定することをライズといいます。
ボールマウントは、各メーカーから台座部を変えたものが数種類ラインナップされていますので、牽引するトレーラーのカプラーの高さから逆算して適切なものを選択する必要があります。
ヒッチボール

https://www.amazon.co.jp/トレーラーが連結される部分です。
ヒッチボールに関しても主に2箇所に規格があります。
1つ目の規格は、ボールの直径です。牽引するトレーラーに合わせて選択します。
・2インチ(50.8mm)(US仕様)
・50mm(ヨーロッパ仕様)
国内ではほぼUS仕様の2inchです(ソレックス、サントレックス)。
2つ目の規格は、ボールマウントの穴に差し込まれるシャフト径(ボルト径)です。ボールマウントと合わせて選択します。
・19mm(3/4インチ)
・25mm(1インチ)
牽引したいトレーラーの規格に合わせてボール径を決め、ボールを取り付けるボールマウントの規格に合わせてシャフト径を選択します。
脱着ピン

https://www.amazon.co.jp/ヒッチメンバーのレシーバーにボールマウントを固定するためのピンです。ロックピンなどと呼ばれたりもします。
基本的にはピン径16mmの1規格と考えて問題ありませんので、適当に選んでも問題ありません。
鍵付きの製品もありますので、セキュリティが気になる方はそういった製品を選んでもいいでしょう。
ソケット

https://www.amazon.co.jp/トレーラー側の灯火類のプラグを接続する部品です。
このソケットに関しては多数の規格が存在しますが、日本国内で使用するなら下記の規格を知っていれば問題ありません。
・US系7極ピン(ソレックスやサントレックス等の国内メーカー、マツダ(CX-8)純正品)
・US系7極平型ピン(トヨタ純正、輸入車等)
・ヨーロッパ系7極ピンor13極ピン(欧州系輸入車?)
US系7極ピンは、アメリカのSAE規格に準じており、JIS規格もこれに相当します。
ただしUS系7極平型ピンに関しては、形状が同じでも配線が異なっているケースを確認しています。
このあたりは適宜確認しながら選択するのがベストかと思います。
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